[本]加齢臭読本 / 奈良巧
あなたのニオイ、大丈夫?
その前に自分のニオイ、大丈夫?
人間は常にあるニオイを「脳が消してしまっている」ようなのです。
もしかしたら、私にもニオイがあるのかもしれない。
ただ、わからないだけなのかもしれない。
自分で自分のニオイがわかったら、相当やばいらしいので気をつけないと。
というか、誰か指摘してくれる人を見つけておかないと!
何人かの専門家の話と、著者の実体験などををもとにした、
加齢臭を含めて人間のニオイ全般についてまとめられた本でした。
まず思ったのが「読みやすい」こと。
難しい本だと途中で読みたくなくなっちゃうので、だいじなポイントです。
対策グッズの具体的な商品名と、取扱会社の人からききだした情報、
それを著者が使ってみて感じたことも書いてあるので、
気になったらそのグッズ(石けんなど)を明日にでも買いにいけるのがいいですね。
20代のニオイ、30代のニオイ、40代以降のニオイ。
それぞれ原因が違うので、対策も違うようです。
「人間の出すニオイは、7種類ある」
のところを見て、気になっている人のニオイがどのニオイか確認すると、
それが「加齢臭」なのか、違うニオイなのかがわかるかもしれません。
サブタイトルが
「いくつになっても、におわない人の習慣」
となっているように、
読んでおくと、どうしていくと今後は(今後も)ニオイのない人で
いられるのかのヒントになることがいろいろあると思いました。
私としては石鹸についての知識がいろいろあったのがよかったです。
読みながら「おーそうなんだ!」と何度も思ってました。
「他人のニオイ」の対処法などもあるので、
自分は関係ないと思っている人でも、読んでおくといいと思います。