[本]税務署員だけのヒミツの節税術 / 大村大次郎

この本の前作は「会社の税金」についてで関係なさそうでしたが、

こちらの本は「個人事業主を対象」にしているようなので買いました。

とはいいながらも、最初の章だけは「サラリーマンが対象」になっています。

 

著者が「元国税調査官」というだけあって、

他にはない「実際のところどうなの?」というような事もでてきます。

 

いろいろな節税術がのっていますが、私が知らなかった情報はほとんどありませんでした。

ただ、「私が」なだけですので、他の人は知らないこともたくさんあると思います。

そういった意味では、この本は「使える可能性のある節税方法のまとめ」だと思います。

いろいろな所から情報を集めるよりも、本1冊にまとまっているのは便利です。

 

私はファイナンシャルプランナーの3級と2級を「個人事業相談業務」で合格しているので、そのときに勉強したことと、自分の確定申告のために勉強したことがあるので、だいたい知っていたのだと思います。

 

「知っている」と「使っている」は違います。

この本を読んだことで、私が「国民年金基金」を停止していた期間を思い出したので、年内に追納することができました。

年金なので、今のお金がなくなり、もらえるのはずっと先にはなりますが、今年の税金は数万円へったと思います。

 

最近では、消費税の増税や所得税の最高税率の見直し、住宅ローン控除の変更や孫への贈与税などなど、これから変わりそうな話がもりだくさんです。

国民側が得をすることについては、国はほとんど教えてくれないので、あとで「申請すればよかった」ということのないようにアンテナをはっておくことが大切だと思います。

 

 

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