西友のレジ袋有料化を考える

◆西友のレジ袋有料化について

 

2012年7月10日から全国368店舗でレジ袋を有料化することになりました。

 

対象は食品や日用品用のレジ袋で、Mサイズが1枚2円、Lサイズが1枚3円です。

つまり、家電や洋服など上記の対象外の買い物ではレジ袋は無料だと思います。

 

今まではレジ袋が不要な方は2円引きのサービスを行なっていましたが、

レジ袋の有料化と一緒にこのサービスもなくなります。

 

◆西友はレジ袋の使用が多いのか?

 

西友が傘下に入っているウォルマート・グループ全体では、

マイバッグ持参率が2011年度で全国平均52%を超えているようです。

もっと高いところもありますが、数字的にはかなりよいほうだと思います。

 

2012年末に2007年比でレジ袋の使用重量を33%削減するという目標があり、

2011年度では約25%削減だったようです。

このままでは目標を達成できないという判断で、今回の有料化に踏み切ったと思われます。

 

◆すでにレジ袋が有料のお店は?

 

イオンやセブンのスーパーなどがすでに有料化しています。

 

◆レジ袋を減らすのはなぜか?

 

2007年に容器包装リサイクル法が改正され、

レジ袋の削減目標が小売業者に義務付けられたためです。

 

◆レジ袋をもらったらどうすればよいか?

 

レジ袋はプラスティック性容器包装に分類されます。

 

地域によってはプラスティック性容器包装を資源として回収しているようです。

その場合は、レジ袋を含むプラスティック性容器包装だけをまとめて出します。

 

資源として回収していない地域はゴミとして捨てるしかないため、

そのまま捨てるよりはゴミ袋として使用するなどしたほうがよいと思います。

 

◆私の地域では

 

私の住んでいる東京都豊島区では、レジ袋は資源としての回収はされておらず、

「ビニール袋」などが「燃やすごみ」に分類されています。

 

「東京・豊島区のプラスティック性容器包装分別収集

 プラスティックなど独自のリサイクル事業の先駆性」という報告書をみたところ、

 

 「再商品化が確実に見通せるものを回収対象にせざるを得なかった」

 

と、ボトル型容器のみを対象にした理由が書いてありました。

 

◆私のスタンス

 

私はスーパーでは、なるべくマイバッグを持参して買い物をしていますが、

ときどきレジ袋をもらってゴミ袋として活用しています。

 

西友がレジ袋を有料化してからも、特にスタンスは変わらないと思います。

自宅にゴミ袋として使う袋が減ってきたらもらうし、たくさんあればもらいません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。