コンビニのミニスーパー化
コンビニエンスストアが、スーパーで扱うような商品を多く扱うようになりました。
これにより、最近のコンビニの経常利益が増えたと先週の日本経済新聞にもありました。
男性サラリーマン中心の客層が、主婦や高齢者にも広がったためだそうです。
しばらく前までは
「コンビニにも一応あるが、スーパーより高い」
というのが常識だったと思います。
ペットボトルのドリンクは、スーパーよりは高いが、自動販売機より安い。
147円が中心だと思っていたら、期間限定で125円になっているのもよく見ます。
PB(プライベートブランド)のお茶などは100円未満も多くなりました。
これまでは、ここまででした。
最近のコンビニで扱う野菜は「100円の商品」を中心としているのが特徴です。
スーパーの価格と比較してみても、安いと思うものがたくさんあります。
しかも、だいたい国産で、産地の記載もあります。
自炊をする私でも、スーパーより近くて、安いものもあるので「あり」だと思います。
「120円前後のレトルトのお惣菜」にも力を入れてきていると思います。
きんぴらごぼう、ポテトサラダなど、そのまま食べられるものが数種類あります。
よく割引を行うので「普段使い」を狙っているのだろうと思います。
セブンイレブンは、それを狙っいているとしか思えないCMをやっていますね。
冷凍食品は、かなり前から力を入れていると思います。
こちらも「105円」の商品を中心として、プレミアムな「いいもの」もあります。
そういえば最近のコンビニでは「105円の缶詰」もよく売っています。
「ホットスナック」と呼ばれるコーナーもコロッケなどいろいろ種類も増えました。
「冷凍食品」「レトルト食品」「野菜」「缶詰」「ホットスナック」
これらをうまく組み合わせることで、
その時、その人に合わせた食事をすることができます。
ということを、コンビニ各社は狙っているんでしょうね。
高齢者には、重い荷物を遠くまで運ばなくても、近くのコンビニで買えるなら、
コンビニがこういった方向に進んでくれるのはうれしいですね。
そういった意味では、ライバルはネットスーパーなのかもしれません。
逆にコンビニに負けないように、スーパー各社がネットスーパーを始めているのかも。
消費者としては「いいもの安く、便利に」なるならいくらでも歓迎です。
コンビニは、昔よりかなり便利(コンビニエンス)になったけど、
今後もどんどん進化していくと思うので、未来のコンビニが楽しみです。