[映画]洋菓子店コアンドル
どんなビターな人生も スイートに変える 幸せのひとくち
食べる側の「幸せ」もありますが、
中心はそのスイーツを作る側のパティシエ・パティシエールのお話です。
主役の蒼井優さんは映画「百万円と苦虫女」の時よりも若さの勢いで行動します。
行動というより大人ではありえない発言がすごかったです。
感情移入しやすいのは江口洋介さんのほうですね。
伝説のパティシエをやめた「ビター」な経験が「スイート」に変わるか?
そういうのが後半のお話の中心になっていきます。
パティシエールの演技としては、江口のりこさんがいい感じですね。
普通の作業としてやっている感じなのがいいです。
蒼井優さんのほうは、手元アップが多かった気がしました。
戸田恵子さんの上司はちょっと優しすぎる気もしましたが、私はいいと思います。
お客さん側の加賀まりこさんは、年齢にあったいい立ち位置だと思いました。
私は、わかりやすい、よくあるようなストーリーが好きなので、けっこうよかったです。
物語なのにリアリティを重視してしまうような方には向いていないかもしれません。