[映画]風立ちぬ
スタジオジブリの映画「風立ちぬ」を映画館で見てきました。
私としては「まぁまぁよかった」です。
一緒に行った人は「いまいち」だったようなので、個人差がかなりあると思います。
この映画は「戦争」「大震災」「夢」「恋」という小さい子供には向かないものばかり。
「となりのトトロ」や「崖の上のポニョ」が好きな子供は、意味不明でつまらないでしょう。
たばこのシーンはホントに多かったので、そういうことからも子供向けとしては微妙かも。
飛行機のプロペラ音などが人間の声(ボイパ)なので、じっくり聴くとそれっぽくて面白い。
そうはいっても、どれがそうでどれが違うかよくわからないものも多かったです。
飛行機から出る生きているような動きのあるケムリ。
汽車のケムリ、たばこのケムリ、ケムリでもそれぞれ違った描写になっているのがいい。
木々や水の描写、髪の毛がフワッと上がって下がるところなど、ジブリらしさがよかったです。
今回も有名な人たちが声をやっています。
私はどの作品も「この話はこの声でしか見ていない」ので「違う」と思ったことはありません。
あるキャラクターが「棒読みだ」と言われても、「そういうキャラ」としか思っていません。
私はスタジオジブリが大好きなので、
「今まで見たことがないジブリ作品を見た」というだけで、ある程度のプラス評価になります。
私が見たスクリーンは、聴覚障害者向けの日本語字幕が付いていました。
名前や聞き取りづらい声が文字でわかるのがいいと思いました。
ドイツ語をそのまま出されてもまったくわかりませんが(笑)