[五反田微学校]奈良巧「奥が深い人になるための講座(4回目)」

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今月も五反田コワーキングスペース「Pao」に行ってきました。

五反田微学校「奥が深い人になるための講座」4回目の参加です。

 

講師は今回も扇風機評論家でもある奈良巧さんです。

先週の女性セブンでは、家電ライターとして扇風機特集のカラーページを担当していました。

 

今回の講座では、扇風機について学びながら、

 「違いがわかるようになる」 → 「先を見られるようになる」

ということができるようになることを目指す講座でした。

先を見られるというのは、今回のテーマでいうと、次に来る扇風機を予想できるということです。

 

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実際に扇風機の入った段ボールをカートで持ってきて、組み立てるところから実演してくれました。

扇風機はそのままのイメージだったので、パーツに分解できるということを初めて知りました。

四角い段ボールにいがいとコンパクトに入るので、オフシーズンにはちゃんと収納もできるんだなぁ。

 

炊飯器に「マイコン」と「IH」があるように、扇風機にも違うポイントがある。

 

震災以降に省エネとして出てきたのが、モーターが交流(AC)ではなく直流(DC)というもの。

交流だとだいたい20Wから40Wなのが、直流だと2Wから20Wとかなり省エネ。

直流の扇風機は値段は高いが、省エネだけではなく、風力の多段階調整ができ、ものすごく静かな超微風も可能。

 

1/fゆらぎという自然の風のように感じる機能については、

メーカーごとに上高地などでデータをサンプリングしたものを、

2分から3分のパターンにして、それ繰り返しているらしい。

 

その他にも、ハネの枚数、ハネの直径、首振りが左右だけでなく上下にもできるという違いもある。

温度センサーで運転するものや、バッテリー内蔵のものなど、いろんなバリエーションがあるみたい。

 

 

五反田Paoにサーキュレーターが置いてあったので、扇風機との比較についても説明してくれました。

サーキュレーターは、主に直進する風を空気をかきまぜる目的。

 

扇風機は、身体に風を当てることで、風を感じ、肌の水分が蒸発することで、涼しくなる。

エアコンのクーラーは、部屋の温度を下げる。そのため、涼しいを通り越して寒くなることも。

この扇風機とクーラーの違いを理解しておくと、併用する場合の使用割合も決められそうです。

 

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扇風機のハネの直径については、JIS規格があるというのはびっくりでした。

これを見ると、直径30cmと直径25cmの差が大きいことが数字でよくわかります。

同じ風速や風量を出す場合、直径が大きいほうが楽にできる。つまり、音が静かだということ。

奈良さんが直径の大きいものをすすめる理由が数字でよくわかりました。

 

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<おまけ>

今日はなんと、ラジオネーム「ゲジマユ」さんによる「奥が深いプラモデルの話」もありました。

 

プラモデルの一流メーカー「タミヤ」の零戦みたいなものを紹介したあと、二流なものへ。

「ミニクーラー氷河」という今回のテーマに関連するような扇風機みたいなものを紹介。

ナカムラの「およぐにしきごい」のあとの、ほぼ同じ「およげ!こいくん」にはみんな笑った。

最後は地球を救う「キジラ」パッケージをよく見ると、桃太郎と犬と猿もいる。でもUFOと戦ってる(笑)

 

今回の奈良さんとゲジマユさんの講座は楽しめてためになりました。

扇風機の話を聞いておいてあれですが、

自分には部屋干し対策の安物サーキュレーターがよさそうだと思いました。

 

 

[五反田微学校]奈良巧「奥が深い人になるための講座(3回目)」 – ぶんちゃんネットのブログ
3回目の記事

 

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