[本]50歳を超えても30代に見える生き方 / 南雲吉則
アンチエイジングに興味があるなら、
ちょこちょこ「おぉ!そうなのか!」という記述があっていいです。
寿命について医学的に詳しく書かれているのがおもしろい。
ただ、そういうのに興味がないと、前半はつまらないかもしれない本です。
独身だと男性だと8年、女性だと4年、寿命が縮むらしい。
長生きするつもりなので、そろそろ独身を卒業しないと(笑)
長生きといっても、医学がどれだけ進歩したとしても人間は最大120歳くらいが限界らしい。
それについても説明されています。
食事は「完全栄養」をとることを心がけるとよいようです。
簡単にいうと「丸ごと食べる」ということです。
小魚は頭から全部食べられるし、お米なら玄米、野菜は皮なども全部。
著者はみかんは皮ごと食べるそうです。
みかんの皮は漢方薬で陳皮といわれるし、全部たべるのが「完全栄養」だからだそうです。
日本国内の農産物は農薬は少なめですが、
外国産のフルーツなどは農薬の量がものすごいので、皮ごとはやめたほうがよいものが多いみたい。
激しいスポーツは心拍数が上がりすぎるので健康によくないとか、
カルシウムの吸収をよくするビタミンDは、太陽を浴びるといいと言われるが、
実際には指先を10分あてるだけで十分だとか、
いろんな知識がたくさんあって、健康マニアな私にはかなり楽しい本です。
著者はごぼう茶の本を出したりしていて、ごぼうの皮の栄養(サポニン、イヌリン)について
ものすごくすすめているので、初めてごぼうを買って食べました。
皮ごと食べるので、少し割高でしたが有機のを買ってみました。
最初はきんぴらごぼう+豚肉にしようと思っていたけど、
作りながらいろいろプラスして、こんな料理になりました(笑)
水につけるとサポニンなどが流れるということで、ささがきにして
そのまま料理したけど、けっこうおいしいので今後はごぼうをもっと使おうと思いました。